私は中学生の時、サーフィンのやりすぎで勉強は一切頭に入らなかった事がありました。
そのせいで高校へ行くのかどうか迷った挙句、プロサーファーになろうと考え、誰かに弟子入
りしようと思いました。
なぜこのような考えに至ったかというと、昔母親が大出世した落語家が田舎から飛び出してど
うしても東京の親方に弟子入りしようと思い立ち、布団を送ったからそちらへ行って弟子にし
て下さいと電話してものすごい行動力で弟子入りしてしまったという話が頭にあり、どうして
も高校へまで行って嫌いな勉強するのが嫌でたまらなくて、当時物事を都合のよくしか考えて
いない私の思考回路は、強硬手段を考え確か?中学3年生の秋ごろに、千葉県の夷隅にあるシー
クエンスというサーフショップのオーナーでプロサーファー兼シェーパーでさらには、蛸さん
のもとには当時若き日本一のプロサーファー久我孝雄さんが所属していたのでなおのこと魅力
的な環境で弟子入りしたいと考え、無い知恵絞った結果他ではダメだと決心し意を決しお電話
しました。
このような内容の事と決意を、さえない日本語でお話したところ、弟子入りは受け付けておら
ず、久我プロだけで精一杯とのことを言われてしまいました。。。。
私は一気に奈落の底へ叩きつけられ、挫折と憧れを震えながら抱きしめている状態に落ち行っ
てしまい、しばらく人生真っ暗闇になってしまいました。
今思えば当たり前もいいとこです、何も実績もなく、誰からの評価もない一回のちびっこサー
ファーを世知辛いこの世間で弟子入りさせてあげるなんて私でもあきらめさせますしね(笑)