
2012年7月初旬
☆彡プライスレス 価値観・・・・
画像に赤身二貫がないんですがこの時親方の語りに聞き入ってしまいうかつにも写真忘れて食べちゃいました^^;
その時のストーリーですが
先客でもう帰ってしまった方の事を説明してまして、
日本最古の株式会社のボスで奈良の宮大工さんの話しでした、
『400年保たせる建築なら真っ直ぐな柱にするが
千年、二千年保たせる建築ならカーブした柱しか使わない』…………
あまりにも深くて寿司食べちゃったという落ちでしたm(_ _)m
握りも一つ一つ丁寧に握っておりとてもとても食べやすかったです。
この時は親方が元気に握ってくれましたが
現時点では他界してしまって弟子が上板に立ち店を守っているそうです・・・・
夜総合点★★★★☆ 4.6
会社のといめんに有り噂はかねがね大耳に挟んでいましたが
ここまでの実力とはと思います。
私個人的な感想を言えば親方のオーラと不思議にキザな立ち居振る舞いは
なん百年の歴史から吹き出る泡沫のようでした。
【レビュー】
初めにじゅんさいウニのっけの小付が出ましたが撮り忘れました
画像の順番に出ました。
シマアジの昆布〆はねっとり感がすごくてとても良かったです
鳥貝の煽り方も軽めで冷やしこんでなくそんな細かな芸当がたまりません
星鰈の状態も素晴らしいタイミングでしっかり寝かせていた香りが素晴らしいです。
鰹は私の大好きな鉄くさい真っ赤でネットリしていて
プリタツの薬味とワイルドに頬張るやつ、
ちなみに戻り鰹は辛味大根下ろし、生姜、ポン酢で頂きますが
どちらかというと何でも皮下脂肪より赤身のほうが高貴な味がして好きです。
香魚、これは天然稚鮎ですが若々しい香りと内臓の苦味と香ばしさが清涼です。
まだかあわびは千葉大原と岩舟の間にしか生息せず
かなり大きく津波で漁獲地も狭くなり究極のプレミアあわび
とのことでこれを、海藻の冷たいジュースに泳がせ
生まれ故郷に戻すという貴重な逸品なのだそうです。
伊勢海老もやたら甘くて
相当選んだかタイミングが絶妙なのか
その両方なのか
日本酒が止まらなくなって大変でしたσ(^_^;)