忠誠心って日本だけ?

長時間労働と忠誠心文化を他の国の人からの視点で分解してみたいと思います。

時間?

日本人は時間厳守が絶対的な基本です。時間も守れない人に主導権はありませんしまたは仕事もできないなら最低限時間ぐらい守れ的な価値観が強い意識の中に刻まれている人種です。しかし多くの海外のビジネスシーンでは日本ほど厳しくありません、時間を守れなかった時の遅刻の原因を、「かみさんにトースト焦がされたっ!」と言ってアメリカンジョークの一つでも飛ばせばやんわり解決です。以前ポーリッシュの社長と働いたことがあるのですが商談相手先に5分遅刻(6回中4回も)毎回下ネタのジョークで笑わせてスルーしかも主張するべきことは一歩も譲らない姿勢が※おいおい遅れてきたのにドエライ強硬な対応!?!?と売り上げが絡むと過敏に反応し完全に相手の日本人社長との交渉に勝ち進めていました。

これで見てわかることは時間への神経はかなり緩めな文化があるのかと感じます。飛行機の時間も海外で定刻通りに飛んだ経験は一回もありませんしバス停留所の緩すぎる時刻表は愕然とします。朝の通勤時間でも7時台4本8時台3本ていどの案内表示???日本の分刻みをみてアンビリーバボーの一言(゚Д゚;)日本では出勤の時1分でも遅刻すると打刻に表示されてしまい報酬に影響する場合もありますが、海外では10分15分は遅刻とみなしませんし報酬への影響もありません。時間厳守のために労力や神経を使うことは特に評価されませんし、誰も重視しません。それよりも個人のパソナリティーや仕事のクオリティを最重要視します。まさに時間給ではなく能力給です。

賃金?

日本は時間給と年功序列、既得権益や縁故で有利な利益を得ている人もまだたくさんいます。海外ではほとんど出来高制で、基本給に基準はありますが能力や実績に応じて報酬が変わるシステムになっています。入社間もない人でも大きな利益を会社にもたらせば翌月には成果報酬を払うので、能力やアイデア、バイタリティがあれば初心者でも昇格して大きな報酬を得ることができます。海外では実力本位、個人戦略です。ドラスチックではありますがぶら下がっている人の分は余計に払わず多額の利益を生む人へそれ相当の還元をするシンプルな仕組みになっています。

忠誠心はワードすら無いです!

日本人は秩序というワードが匹敵すると思いますが、秩序ある行動。秩序ある発言といった集団行動均一化的な規律正しい行動基準を国民に植え付けてきました。集団で同じ方向を見据えて計画を進めていくことで無駄のないオペレーションができ結果として短期間で実績は出せ合理的ではあります。一方海外では秩序にはほとんどの人が関心ありません。まずはどんな風に自分がやりたいか?という個人のイデオロギーや意見が重要で優先順位が完全に個人権利の主張としています。ですから時間外手当も出ないサービス残業を積極的にして周りから認められたいなどの思考は皆無で「忠誠心」などのワードが存在しないので社会や会社に尽くそうという考えは毛頭ありません。中国の工場でワーカーさんが一気に数十人となりの工場へ移ってしまった理由は手当てがほんのわずか高く書いてあったというだけでした。世界から見て忠誠心という意思は日本人にしかわからないので周りからは違和感にしか映りません。

まとめ

3つのキーワードから海外の人のお金の稼ぎ方を見てきましたが、ここで明らかになったことは、長年育ってきた環境と文化の違いです。外国人が日本で就労する場合、日本の文化を深く理解する前向きな姿勢が必要ですし、雇用する側もこれほどのギャップがあるということは、くみ取ったうえで気長に教育をする必要があります。数百年以上掘り下げれば我々祖先は農耕民族、海外は狩猟民族や遊牧民など文明の差がいまだに影響をもたらせていることを理解したうえで向き合うことが本質ではないかと考えます。



 

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